2学期が始まり、学校給食も始まりました。
親御さん達は、子どものお昼ご飯の心配をしなくていいので、ほっとされているかと思います。
栄養士さんが考えた給食を日替わりで食べさせてもらえる、というのはありがたいことですね。
ところで、学校に勤めていた頃、保護者の方からこんなことを言われることがありました。
「子どもは給食で栄養摂れるから、家では適当です〜。」
「家では魚料理しないけど、給食で食べれるからいいです〜。」
本当にそれでいいんでしょうか。
学校で食事をする回数を考えてみましょう。
私が住んでいる地域では、給食の年間回数は、
小学校で180回位です。(中学校はもっと少ない。)
1日3回食べるとして、365日食べると、年間食事回数1095回になります。
そのうち、給食を食べるのは180回。ということは、
180÷1095×100=16.4%
つまり、食事回数の6分の1を学校で食べることになります。
残りの6分の5は保護者が用意する食事を食べるわけです。
6分の1だけ栄養バランスのいい給食を食べても、それ以外の食事がめちゃくちゃだったら、子どもの健やかな成長は守れません。
お魚料理も、おうちで焼きたての美味しいものを食べさせてあげて欲しいなあと思います。
忙しくて時間がなくても、栄養バランスを考えることはできます。
フルタイムで働きながら子育てをしてきた私は、手抜きで栄養バランスを整えるの得意です。
またそんな記事も書いてみたいと思っています。
下の写真は昨年度の学校給食の写真です。
ビン牛乳は廃止され、牛乳パックになっているようです。