学校給食センターでの仕事は、
- 献立作成
- 栄養価計算
- 物資発注
- 調理指示
- 衛生管理・指導
などが主な仕事でした。
私は、子どもの近くで仕事がしたくて、この仕事を選んだのです。
なのに、これらの仕事に子どもの姿はありません。
4月は現場の仕事を覚えるのに必死でしたが、少し慣れた頃、給食センター所長（兼 市の学校給食課 課長）に相談をしました。
「受配校（小学校）に行って子どもたちに栄養指導したいです。そんなことできますか。」
所長は私の気持ちを分かってくれて、まずは、給食センターから歩いて行ける、一番近い小学校の校長先生に話をしに行ってくれました。そして
「学校行ってきていいよ。」
この一言がどんなに嬉しかったことか。
そして私は、給食の時間に、小学校へ行くことができるようになりました。
まずは、子どもたちの様子を見に行くことから。
学校へ行くときは、栄養士さんが来てる！と分かるように白衣を着ていきました。
学校へ行けるようになって仕事への希望が湧いてきました。
